2014年 の投稿一覧

完成まじか

みなさん、こんばんは。

6月末に上棟をして、もう3か月以上たったのですね。
早いような。。。やっぱり早いような。。。

普段マルトの事務所で仕事をしているという環境もあり、ついつい甘えて決めなければ!!事項を先延ばしにしていました。
それもなんとか先週にすべて決め、(うそ。畳の縁がまだ。ごめんね、監督)

いよいよ、完成を待つばかりです。

キッチンや、トイレの設備も今日から設置され始めました。
ぐずぐずしていた(私が)照明器具も監督さんが発注済みです。まもなく取り付けられるでしょう。

問題は建具。どうなって出来上がるのかな?

そして明日はいよいよ、施主施工の壁塗りです。
西沢夫も休みを取り、頑張る決意です。

明日は立派なにわか左官職人「西沢夫妻」を投稿できることでしょう~

出来上がったら、そのうちWEB内覧会したいな。

洗い出しの土間と和紙貼りの建具

野暮用やら、西沢妻のどんくささでブログ更新が遅れています~。

て言うか、現場に追いつかない。

あっという間に玄関土間の洗い出しは完成し、クロス屋さんが和紙貼りの下準備に来られました。

とりあえずここ最近の様子をUPしますね。

先月終盤に自力塗り壁の下準備を西沢夫妻で頑張りました。でも、やり方がよく分からないところがあったので、ちょうど現場入りされていた左官屋さんに聞きに行ったら、

心配だったんでしょうね。ほんとに申し訳ありません。

レクチャーにわざわざ作業中の2階までお越しいただきました。レクチャー受けた後の作業の早いこと、早いこと。やっぱり本職は違うと、当たり前のことながら再確認した西沢夫妻です。

それにしても監督さんに用意してもらった道具は「素人には難しいな」と、左官屋さんが全部貸して下さいました。全然、使いやすかったです。

どうよっ!!監督さん。

そんなこんなで、オーダー中の玄関照明と表札のラフ案はこちら。

いい感じでしょ?娘が頑として主張したアルファベット案、ほんとは西沢妻も好みですがここは漢字で行きます。

出来上がっていた洗い出し。予想より茶系でしたが石の粒も揃いきれいでした。

これでも混色に黒を監督が足してくれました。いかに先のT様邸の洗い出しが(こちら)手が込んでるかわかるでしょ?

最後はクロス屋さん。お髭の似合うおじ様です。

洗い出しの外構と庭

今週もバタバタと過ぎてゆき、もう週末となりました。。。

なかなかブログに手を付けられない。。。

西沢邸では先週末から大工のすなおさんがいったんキリをつけられて、代わって左官屋さんが仕事に来られるようになりました。

まずは玄関外の階段などを準備されています。仕上げは玄関内部も外も「洗い出し」という仕上げにします。砂利が表面に浮いて出た仕上げで、和風なんですが洋風にも使えるニュートラルな感じです。マルトでも時々採用されていて、最近ではT様邸の玄関土間にご採用頂きました。

施工例の写真では出ていないのですが、とてもきれいな洗い出しです。

黒やら茶色の混じった混色の砂利に黒の砂利を足して、なおかつベージュの砂利を手作業で除いていくという、手間のかかった土間になりました。西沢邸ではとてもそんな手間はかけられないので、混色の砂利の様子を見て黒を足すかどうか決めようと監督と打ち合わせました。

また、洗い出しの階段と既存の古コンクリの床の間にすき間があり、そこをモルタルで繋ぐという案だったのですが、あまりに味気ないと思い設計担当の専務と相談し、細長い石ですき間をあけて埋めていく敷石にすることにしました。間にはコケ類を植えたいなと密かに思っています。

そうです!!西沢邸はそろそろお外も何とかしなくっちゃっ!!の段階です。

で、ご登場いただいたのが完成見学会でもお世話になっている花好mokumeさんです。

野田版画工房

さぼったわ~。

しかも、ついさっき書いた文章がなぜか消えたし。。。絶望的な西沢妻です。

いやいや、頑張ってますよ~。西沢夫妻。
先週も自力塗り壁の下準備やら、TOTOのショウルームへ洗面台などの発注前の確認に行ったり、ようやくアトリエキーメンさんにも行けました~!!

キーメンさんでは玄関照明やらトイレのアクセサリーなどなど、店主の村井さんと楽しく打ち合わせしてきました。玄関照明は西沢夫お気に入りを、トイレは西沢妻のお気に入りでオーダーです。表札は村井さんにほぼ丸投げで、仕上がりが楽しみです。

で、打ち合わせに夢中になりすぎて写真を撮り忘れたわ。あかんやん。ということで、なぜか西沢妻の記念撮影です。

帰りには野田版画工房さんが作品を出しておられる、藤居本家に行ってきました。「ミシガンと滋賀の芸術交流。アートフロムザレイクス」という展覧会です。詳しくはこちら

アートに造詣が深いわけでもなんでもない西沢夫妻ですが、野田さんが出品されているというだけの動機で見に行ってきました。野田さんの作品はやっぱり好きな感じ満載でしたが、何より、それより、もっと感動したのがこちら。(野田さん、ごめんね。)

展覧会会場の藤居本家の建物です。大きな、大きな蔵みたいな建物で、中には大人二人がかりで抱えられるかな? という大黒柱が2本。圧巻でした。建具も階段も、何もかもがスケール違いで本当にびっくり!!しかも60年前くらいの建物だそうで比較的新しいですね。そんな時期にあんな建物を建てようと思った当主のお考えを是非伺いたいと思いました。やっぱり古くからある蔵元は素晴らしいですね。こんな近くにこんな素晴らしい建造物があるなんて、知らなかった私は恥ずかしい限りですね。で、日本酒で漬け込んだ梅酒、おいしかった~。購入しましたよ。他にもきき酒ありでお酒大好きの西沢妻は大満足。運転手の西沢夫、ありがとね~。

そんなこんなで、今日22日は野田さんに西沢邸の現場にお越しいただきました。デザインのきっかけをつかんでもらうためです。残念なことに西沢邸で野田さんに依頼するのはほんの小さな両開き収納の扉です。本当ならば4枚建ての襖をお願いしたら素晴らしいものが出来ると思うのですが、残念ながら西沢邸ではその予定はありません。
でも、やっぱり現場打ち合わせは有意義ですね。野田さんを中心に私や営業の澤田が「あーだ、こーだ」と言ってるうちに野田さんが素敵なご提案をしていただき、ベースは私の好みで決めましたが、あとは野田さん任せ。出来上がるまで私もわからないという楽しみな企画です。

野田さん、思案中。

信楽焼の手洗い鉢

大きな一歩!!

今日、(15日)西沢夫と共に信楽に行ってきました。はい、手洗い鉢のオーダーです。

やった~!!決まったよ。

40過ぎくらいのまだお若い山本泰三さんという作家さんです。たまたまネットで作品を見て気になって、The Good Luck Storeの中山さんに相談したら、「いいですよ~泰三さん!!」というお墨付きを頂き、いろいろ間に入ってお話を進めて頂き、一時は予算オーバーとかになったのですが、よく考えたら(いやいや、よく考えんでも。)別に法外に高いわけでもなく、欲しいものを使おうと相成りました。

この場を借りて西沢夫よ、ありがとうね~。ここへきて、内装関係は西沢妻のやりたい放題(実際は予算がなくて違うけど)の様子かな?

娘のお気に入りのご飯茶碗を欠かしてしまったのでこちらで購入。

もともと手洗い鉢もこんな線の入ったデザインがいいなと思っていたんですが、工房にお邪魔して見た、深い瑠璃色の鉢が素敵でそちらの感じでオーダーしました。そのまんまだと私にとっては出来過ぎな感じなので、泰三さんに好きに削って柄を入れてほしいとお願いしました。

来週はいよいよ野田版画工房さんにも現場を見て頂いてデザインを起こしてもらいます。他の建具も見積もりが上がってきたり、なんだか家づくりの大詰めを迎えているような感じです。

キッチンの扉の色も決めていなかったし、決めにショウルームに行きました。ここはこだわりがないから白で決まり。展示してある西沢妻一押しの、換気機能付きペンダントは西沢夫相変わらず気に入らない様子ですが私の希望を聞き入れてGOします。あとで文句はNGやしね。夫よ。

最後の写真はご愛嬌。小学校実習に行ってる娘、気苦労やらなんやらでクタクタです。明日の授業で使う狸を是非ともブログで紹介して私(娘)を励ましてほしいそうです。

ほら、のせたよ、頑張れ、わが娘。


キャットウオーク 外観

あれよ、あれよと時間が過ぎ、面喰っている西沢妻です。

まず、肩の荷が下りたご報告。

トイレの手洗い鉢は予算は少々オーバーするにしても、先の見学会でお世話になったThe Good Luck Storeさんにご紹介いただいた作家さんに依頼するめどが立ちました。良かった。

製作建具も先日打ち合わせが済み、明日にも専務宛てに見積もりが届きます。  これで諦めるところ、強行突破するところを見極めます。

表札やらモロモロをお願いするKey-menさんは以前からのお付き合いで安心。でも、西沢夫は知らないので一度SHOPを伺うアポイントを取りました。

あとは小さな庭ですね。ここはもう少し考えて行動に移します。

足早に秋が来て、なんだか大工さん仕事が終わりそうで、結構寂しい西沢妻です。

現場の進捗状況。いっぱいあるよ~。

↑ ほんの2・3日前のキャットウオーク。

今日はこうなってました。 ↓

こちらの長い板窓上に付くキャットウオーク長いばん

すなおさん、頑張って下さってます~。

先日から助っ人大工さんの辻さんに来て頂いてます。若くてナイスな感じの青年です。

昨日外部足場が外れました。外観がすっきり見えるようになりました。

どっちが新築かわからないでしょ?我ながら驚くほど景観に馴染んでました。

最後は我が家のキャットウオークの主。ちゃんと使ってよ!

間取りの良い家に暮らす

製作建具で吉村障子を作る

昨日の月曜日、建具製作の打ち合わせがありました。

西沢家では既製品はトイレ、洗面室の片引き戸、収納のクローゼット扉の3か所以外はすべて製作します。とはいっても、木製製作建具は玄関ホールの片引きと、玄関収納くらいであとは基本的に和紙貼りの扉か障子になります。

その障子で現在お悩み中~。

障子はリビングの外部に面した掃き出し2か所、腰窓2か所、和室とリビングを仕切るのが2か所、吹き抜けに2か所サイズ違い。希望のデザインは大きな格子の桟。高さ200センチで5枡、40センチ格子くらい。そもそも、掃き出しと腰窓でも同じ格子サイズには割り付けられない。まして、吹き抜けの通風窓は小さいほうがサイズがイレギュラーすぎて桟が入れられない。

困った。。。

大きな格子の桟は希望でしたが、あまりにデザインが(格子のサイズが)バラバラになるようならば、デザイン変更かな。。。ちなみに西沢家の障子は「吉村障子」と言われるタイプの枠と桟のサイズが同じのデザインにする予定です。それにしても、ああ、困った。明日また、設計の専務と相談しよう。。。

他にも和紙を多用するのですが、和紙と言っても壁紙用の和紙から、ふすま用に作られた和紙、手すきで作られた小さなサイズの和紙、作家さん系の(既製品もあります。びっくりするくらい高価。)和紙。いろいろたくさんあって、どこに何をどういう風に使うかこれから検討です。西沢妻にはひとつ妄想があって、輸入壁紙を和風に使う。たとえばモリスに代表されるイギリスのね。

またまた、思考スパイラルの模様。

でも、ひとつ解決しました。(確実ではないけれど) トイレの手洗い鉢を製作依頼する先が決まりそうです。予算は少々オーバーですが西沢夫に相談したら、「今しか出来ひんやん」と、背中を押されました。さてさて、どうなるかな?

西沢家の進捗状況。ほぼ毎日現場に行って、最低でも数枚写真を撮るのですが、最近調子がすこぶる悪い。愛用はiphone4sと、少し古い機種ではありますが全然良かった。のに、最近なんかの拍子で避けていたアップグレードをする羽目になってから、だめだめちゃんです。シャッター押したと思ったら電源切れてたり、フリーズしたり、困ったもんだ。で、お見せできる写真がない。ごめんなさい。

現場はいよいよ進んでカウンターやらデスクやら、カップボードやら、いろんなものが姿を現しつつあります。明日は慎重に写真撮るからね。

そとん壁 塗り壁を自分で塗る

今日は頑張って目地埋めやらなどの下準備を、昨日に続き頑張る西沢妻です。

西沢夫のにわか左官職人姿。

西沢夫、案外うまい。想像以上に手早だし、うまいように思う。西沢妻はパテ塗は苦手ですが、養生テープはまかして!!

で、二人合わせてええかんじのにわか左官職人となりました

でもね、くたくたでお昼寝がっつりしたし。

なによりのご報告は外壁出来ました~。予想以上の良い感じ。西沢夫も「ええやん」と申しておりました。

悩んだかいある仕上げ。質感。良かった~。

色は塗った直後よりだんだん白くなってます。多分もう少し白くなるだろう。

最後にそとん壁の入っていた袋。「私が作りました」って、名前が書いてありました。農作物みたいだわ。

かき落とし

お久しぶりです!監督のNO5です!
西沢がブログをUPしてくれるので、それに甘えてブログをサボりすぎてしまいました

今日は西沢邸で2階部分のそとん壁の仕上げの作業が行われました

下地塗りをしておいた材の上に仕上げ材を左官屋さんが塗っていきます 

で、塗り終えて2時間程乾燥させてから仕上のかき落し作業になります。

釘のような硬いブラシでゴシゴシと仕上げ面を『かき落す』なんとも云えないイイ感じのザラザラな仕上がりになります 

来週には足場を解体するのでまた全体の写真を撮って報告しますね 

そうそう、そういえばこのそとん壁の下地を施工する時にすごいトラブルがあったんですよ 

下地を施工する朝に左官屋さんと打合せをしていたら足場が急に音をたてて揺れたんです。
何があったのかと家の裏を見に行くと

あら、おサルさんが!!


人間の気配を感じ足場を揺らして威嚇してたんですね~ 

追っ払おうとしてもコッチに襲い掛かってきそうで凄く怖かったです 

しばらく格闘している間に何処かに行ってくれたので助かりました。


猫の手は借りたいけど猿の手は借りるつもりはなかったし、貸してもくれんませんでした

作業着の洗濯乾燥には幹太くん

塗り壁 自分で塗る

そろそろ施主施工の段取りの時期になりました。前に書いたっけな??

もともとは施主施工なんて全然予定していなかったのですが、いつかの打ち合わせで塗り壁も自分で塗れば和紙貼りするのとそんなに工事費は変わらんと聞き、

2階の部屋は塗ろうやないかっ!! ←西沢夫 と相成ったわけです。

実はマルトのお客様は「塗りたい人」が多く、代表的なのがこちらのG様やN様。

どちらのお家も塗り壁部分は全部ご自分でされました~。

塗るだけならいいんですが、(ええことあらへん、大変ですよ。)塗る前の下準備があります。廻縁やら建具枠やらをすべて養生しなくてはなりません。そのあとはパテ埋めやらあるそうです。まずは明日、養生のやり方を監督に教えてもらい、あさって西沢夫婦でひと部屋養生体験します。うまくいけば(嫌にならなければ)その調子で各部屋下準備し、左官屋さんがリビング塗り壁施工に入られたタイミングで、教えを乞うてにわか左官屋になる予定です。

どうなることやら。。。

さてさてちょっとうれしかったお話し。

4月に完成見学会をさせて頂いたT様邸。こちら。暖炉を夏の間目隠ししたいというご要望で、衝立などいろいろご提案していたのですが、今日打ち合わせにお邪魔して西沢邸でも採用する野田版画工房さんをご紹介しました。そうしたら、ご興味を持って頂いて今度工房見学に行かれます。いいご縁が出来て、製作することになったら、と思うとわくわくしますね。

明日はS様邸のカラースキム。S様、よろしくお願いしますね。

地震に強い家